恋人射殺の金メダリスト義足ランナーのその後をTBSが特集 南アの英雄の素顔とは

[ 2018年1月10日 09:00 ]

金メダルを手に笑顔のピストリウス(C)ロイター/アフロ
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 10日放送のTBS特番「ワールド犯罪ミステリー」(後8・00)では、南アフリカの英雄・両足義足のランナーで金メダリストのオスカー・ピストリウス(31)を特集。恋人を射殺した殺人罪などで起訴された裁判で明かされた新事実に迫る。

 ピストリウスは両足義足の陸上選手で、「ブレードランナー」の異名を持つアスリート。12年のロンドン・パラリンピックでは男子400メートルで金メダルを獲得するなど、パラリンピックのメダルを多数獲得。ロンドン五輪でも男子400メートルに出場し、準決勝に進出し話題となった。

 しかし、その翌13年、人気モデルで恋人のリーバさんを自宅で射殺。南アフリカの英雄は一転、殺人の容疑者となった。裁判で、ピストリウスはリーバさんを心から愛していたという証拠のメールと映像を法廷に提出。恋人を殺す動機はなく、強盗と間違って撃ってしまった事故だと主張した。

 番組では法廷で繰り広げられた南アフリカ最強の弁護士と無敵の検察官の激しい舌戦を特集。さらに、判決の決め手ともなったピストリウスの素顔が映し出された映像と、判決後に明らかとなった法医学的な新事実の内容を放送する。

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