YOSHIKI 紅白で奮闘も…ショック、急きょ映画紹介カット

[ 2018年1月5日 23:35 ]

ドラムの前でピースするYOSHIKI
Photo By スポニチ

 X JAPANのYOSHIKIが昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でドラムプレーを解禁した。視聴率は同日初の40%台(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマーク。YOSHIKIは5日にツイッターで「頑張った甲斐がありました」と番組に貢献できたことを喜んだ。

 しかし実はその裏で、大きなショックを受けていたことが判明した。紅白で体を張るモチベーションとしてきた肝心な映画紹介が省かれてしまったというのだ。

 番組関係者によると、YOSHIKIとToshIと司会者による演奏前の掛け合いで、ドキュメンタリー映画「WE ARE X」が世界各国で上映されていることが紹介される予定だった。台本にもその文言が書かれてあったという。しかし、番組側がわずかな進行遅れの帳尻を合わせるため、その部分を急きょカットした。

 関係者は「映画紹介のパートは、映画のタイトルも言わない短いものでした。YOSHIKIさんも“映画のことさえ触れてもらえれば”という一念で体を張ってきたので、カットされてかなり落胆していました」と振り返った。10組以上を残した状況で、貢献度の高いX JAPANで帳尻合わせをしたことにほかの出場歌手からも疑問の声があがっている。

 YOSHIKIはドラム解禁で話題を提供した上、出演者全員で歌った「いつでも夢を」のアレンジを2日間徹夜して制作し、ピアノ演奏も担当。ドラムを解禁した曲も同映画の主題歌「La Venus」ではなく、宣伝効果を度外視し、前年の紅白でも演奏した代表曲「紅」をあえて選んだ。目に見える形で貢献してきただけに、唯一希望したフレーズがカットされたYOSHIKIの落胆ぶりは計り知れない。

続きを表示

2018年1月5日のニュース