年間視聴率 TBS躍進10年ぶりG帯民放2位!「陸王」などヒット バラエティーも好調

[ 2018年1月2日 12:55 ]

TBSドラマ「陸王」に出演した(左から)山崎賢人、役所広司、竹内涼真
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 2017年の年間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が2日、判明。TBSはゴールデン帯(午後7〜10時)で9・9%を記録し、在京キー局2位になったと発表した。「陸王」などのドラマや「爆報!THEフライデー」などのバラエティーが好調で、2007年以来10年ぶりにG帯民放2位に躍進した。日本テレビが全日帯(午前6時〜翌日午前0時)、ゴールデン帯、プライム帯(同7〜11時)の各時間帯で首位になり、4年連続の「3冠」を達成した。

 対象は17年1月2日〜12月31日。

 TBSは9月第2週(11〜17日)のG帯で平均視聴率1位となり、日本テレビの「3冠」を25週ぶりに阻止。躍進の一端を示していた。

 10月期の「陸王」が最終回20・5%と高視聴率をマークするなど、日曜劇場(日曜後9・00)枠が絶好調。昨年大ヒットした「逃げるは恥だが役に立つ」に続き“ドラマのTBS”の底力を示した。

 バラエティーは、金曜の「爆報!THEフライデー」(後7・00)「ぴったんこカン・カン」(後7・56)「中居正広の金曜日のスマたちへ」(後9・00)が好調。日テレの日曜の“タテの流れ”に引けを取らないラインアップになっている。「マツコの知らない世界」(火曜後9・00)「プレバト!!」(木曜後7・00)「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(木曜後7・56)なども堅調だった。

 スポーツは、3月の野球「WBC」、8月の「世界陸上」の中継が好調。「WBC」は侍ジャパンの全7試合のうち4試合を生放送。すべてが平均20%を超え、2次ラウンドのキューバ戦は大会最高の27・4%。「世界陸上」も、川内優輝(30=埼玉県庁)が9位と健闘した男子マラソンの瞬間最高20・2%など、注目を集めた。

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2018年1月2日のニュース