斉藤由貴 約4カ月半ぶり公の場は厳戒態勢 不倫騒動の質問には無言で会釈

[ 2017年12月23日 10:04 ]

<映画「リベンジgirl」初日舞台あいさつ>約4カ月半ぶりに報道陣の前に登場した斉藤由貴
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 9月に50代医師との不倫交際を認め、仕事を次々に取りやめた女優の斉藤由貴(51)が23日、出演映画「リベンジgirl」の初日舞台あいさつに、主演の桐谷美玲(28)らと登壇した。斉藤は8月3日に不倫を否定する会見を開いて以来、約4カ月半ぶりに報道陣の前に姿を見せた。

 舞台あいさつは、通常記者らが座る座席にもスタッフが陣取り、登降壇の動線をシャットアウトする厳戒態勢となった。フォトセッションの時に報道陣から「いよいよ仕事復帰ですね」「4カ月ぶりのお仕事はどうですか?」「家庭は大丈夫ですか?」「今年はどんな年でしたか?」などとさまざまな声がかかったが、何も答えず。無言でうなずき、会釈でそのまま降壇した。

 同作のクランクインが9月。緊張気味な表情で舞台に上がった斉藤は「撮影からこの日まで物凄く間がなかったので、制作の方々は大変だったのかなと」としみじみ。現場は「とてもステキな雰囲気だった」と振り返り、「何より桐谷さんが見ているのが眼福でした」と笑顔を浮かべた。敏腕政治秘書という役柄について「そういうのはキャラクター的は程遠い感じはするので、如月凪子というすごくステキな役名をいただいたので、そちらを念頭に、いつも凪のように桐谷さんの美輝を育てていくということを念頭に役柄に挑んでいました」と話した。

 三木康一郎監督から「昔から好きで実際に会った時は本物なのかなと。セリフがボソボソ言うのが、小動物のようですごくかわいいなと思って」と印象を明かされると、思わず照れ笑いを浮かべた斉藤。「正直に言いますと、セリフ覚えが大変悪いので、年々セリフ覚えが悪くなる。他のみなさんが完璧なので、なるべく間違えないように気にかけていたのは確か」とし、「私から見ると、監督の方のほうが小動物ぽかった。ちょっとビーバーっぽい」と返し、笑わせた。

 イベントでは、同作を登壇者が漢字1文字に例えるという一幕も。斉藤は「勝」だとし、「美輝さんはいろんなことを克服するので、最後には勝つということで」と笑顔を見せた。

 8月に「週刊文春」で不倫疑惑を報じられた斉藤はいったんは否定したものの、9月に「FLASH」に2人のキスなどプライベート写真が掲載され一転。不倫交際を認め、出演中の番組やNHK大河ドラマ「西郷どん」など、出演が発表されていたものを降板した。表舞台からは姿を消していたが、騒動以降も10月にコンサートにゲスト出演したり、女優活動を継続していた。

 「リベンジ…」は騒動後の9、10月に撮影。11月以降も配信サイトで放送されるドラマの撮影に参加したという。自粛という形で能動的に休業するのではなく、仕事の依頼があれば受ける受け身技で、来年も早い時期に映画2本の撮影が決まっている。スポニチ本紙の取材では、今回の舞台あいさつは、当初予定になかったが、「作品の完成を感謝したい」との意向で出演が決まったという。

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2017年12月23日のニュース