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※ネタバレ注意

エンゼルス入団会見でスピーチを行う大谷
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 【我満晴朗のこう見えても新人類】突然注目を集めることになったMLBのロサンゼルス・エンゼルス。個人的にはスタジャン・ブーム真っ盛りの1980年代を思い出す。

 当時の人気2トップはヤンキースとドジャース。この2球団に続くのがエンゼルスだった、と記憶している。現在と違って濃紺のサテンにシンプルなAngelsのロゴが粋だった。左腕にカリフォルニア州の地形が縫い込まれていたのも、さりげなくオシャレ。今の真っ赤っかなジャケットは(還暦を迎えるまで)恥ずかしくて着られません。

 アメリカ西海岸カルチャーの香りが何とは知れず漂う渋めのアウターとともに脳裏をかすめるのは1988年の米映画「裸のガンを持つ男」だ。舞台はロサンゼルス。英国から公式訪問中のエリザベス女王がテロリストの標的になる。正義感あふれる地元刑事が捨て身の奮闘で国賓を守り抜く…と解説すると正統派のサスペンス・アクション映画みたいだが、実はとんでもなく異次元な超絶コメディー。

 まじめな顔をしてボケまくる主演のレスリー・ニールセンがとにかく笑わせる。ギャグはひたすらナンセンス。際どいブラックジョークや下ネタが満遍なくちりばめられ、腹の皮がよじれっぱなし。ビデオで見返す度に腹筋が鍛えられた(気がする)。

 何の話だっけ?そうそうエンゼルスだ。この抱腹絶倒映画のクライマックスシーンが実はエンゼルスの試合。ロイヤルボックスで観戦中の女王を狙うテロリストとは、なんと外野を守っている背番号44だった!

 MLB好きな人ならすぐ気づくはず。そう、あのレジー・ジャクソン。もちろんご本人が熱演している。

 試合のシーンでは他にも元メジャー選手がカメオ出演しているし、放送席の解説はジム・パーマーで、こちらもご本人。奇想天外なドタバタ劇かと思いきや、最後は立派な野球映画として収束しているところが奥深い。

 ところがよく見ると、ロケ地は明らかにドジャースタジアム。このあたりは適当と言うか、いいかげんと言うか、気にしないと言うか。

 とまあ、鼻高々にエンゼルスを語るうえでは外せない作品だと主張したい。特に根拠はないが。

 もちろん、これを見て入団を決めたんじゃないだろうけどね。彼は。(専門委員)

 ◆我満 晴朗(がまん・はるお)1962年、東京生まれの茨城育ち。夏冬の五輪競技を中心にスポーツを広く浅く取材し、現在は文化社会部でレジャー面などを担当。時々ロードバイクに乗り、時々将棋の取材もする。

[ 2017年12月13日 09:30 ]

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