イエモン 17年ぶり東京ドーム公演 吉井、来年レコーディングも発表

[ 2017年12月10日 21:00 ]

17年ぶりの東京ドーム公演で熱演するTHE YELLOW MONKEY。左から廣瀬洋一、菊池英二、吉井和哉、菊池英昭
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 昨年再結成したロックバンド「THE YELLOW MONKEY」がデビュー25周年記念ライブを10日、東京ドームで開催した。

 同所での公演は、活動休止前の2001年1月に行って以来、約17年ぶり。前日9日に続く2日間開催で、ボーカルの吉井和哉(51)は「素敵なメンバーとファンに恵まれて2日間、おかげさまで(チケットが)ソールドアウトになった」と感謝した。

 デビュー前の90年に故デビッド・ボウイさんの来日公演を見に来たことを思い浮かべ「当時はこんなでっかい所で(公演するのは)無理だなと思ったけど、休止を発表したライブが東京ドームでできて、今回は2デイズ。あの時の自分に“何も心配ない”って言ってやりたい」と、5万人の大観衆を見渡して感激した。

 「パール」「SPARK」「JAM」「BURN」「バラ色の日々」「太陽が燃えている」など、往年のヒット曲のオンパレード。約2時間半にわたって全23曲を披露した。

 吉井は今後について「最大のミッションはニューアルバムを届けること」とし、来年からレコーディングを開始することを明かした。「再集結してからの活動でやりたいことが明白になった。イエモンの音はこれだっていうものがつかめた。日本になかったバンドを目指す」と高らかに誓った。

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2017年12月10日のニュース