東山紀之 パパになる大岡越前に実体験生かす「どう芝居に組み込まれるか楽しみ」

[ 2017年12月8日 18:18 ]

NHK・BS時代劇「大岡越前4」の会見を行った(左から)ミムラ、寺脇康文
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 少年隊の東山紀之(51)が8日、主演するNHK・BS時代劇「大岡越前4」(来年1月12日スタート、毎週金曜後8・00)の会見を、東京・渋谷区の同局で行った。

 最新シリーズでは、ミムラ(33)が演じる妻・雪絵の妊娠が発覚し大岡忠相のろうばいぶりが描かれる。東山は、「あれだけ市井の人々の心が分かっているのに、自分の子供のことは全く分からないという、そういう武骨さが面白いと思いながら取り組んでいる」と明かした。

 私生活では2児の父でもあり、「経験しているのと経験していないのでは表し方が違ってくる。そういう経験を得ているのは大きいこと」と強調。そして、「子供が生まれるのは奇跡だと思うので、大岡も子供を持つことによって変化していくと思う。それがどう芝居に組み込まれていくのかが楽しみ」と自身に期待した。

 2013年に加藤剛(79)の当たり役を引き継ぎ、早くもシーズン4。シーズン3では加藤との共演も果たし、「僕も加藤さんの大岡越前を見て育った世代。そういうご縁をいただいたので、役と同じく正しくやっていかなければいけない。大岡みたいな人であろうと努力していきたい」と気持ちを引き締めていた。

 また、今シーズンから大岡の相棒となる蘭方医・結城新三郎役で寺脇康文(55)が参加。東山とは初共演で、「絶対に1度は共演してみたかった方なので、一も二もなくやらせてくださいと言った。転校生のような気持ちだったけれど、東山さんは普段も冷静沈着、器が大きい。僕も役と同様、だんだん心が解かされています」と称えていた。

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2017年12月8日のニュース