小倉智昭氏 引退の日馬富士に「もうちょっと取らせてあげたかった」

[ 2017年11月30日 10:13 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(70)が30日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前・00)が生出演。引退した横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)について「もうちょっと(相撲を)取らせてあげたかった」と話した。

 番組では、29日に行われた日馬富士の引退会見の模様を詳しく紹介。小倉氏は「17年ぶりに4横綱になって、5場所でこういうことになったのは残念だ」とコメント。「(日馬富士の)言葉遣いはよく考えて、頭の良さがにじみ出ている」と評価し、「(会見で)もうちょっと(相撲を)取らせてあげたかったなと思う人が増えたような気がする」と続けた。

 師匠の伊勢ケ浜親方が冒頭から涙を流す場面があり、小倉氏は「(16歳で来日した)あの頃から本当に父親代わりとして育ててきておかみさんと共に。ふだん、普段涙を見せない親方でも泣きますよね」と親方をおもいやった。

 会見では暴行事件への質問が集中。「2012年の大関で2場所連続全勝優勝した時のあの強さを思い出して胸が熱くなってしまった」としつつ、「普通の引退だったら質疑応答でも17年間の相撲について質問が出るんでしょうけど、ただ、今回ばかりはどうしても暴行事件のことになりましたね」と残念がった。コメンテーターの歌手で女優の新妻聖子(37)も「偉大な横綱の引退会見と暴力事件の釈明会見が同じになってしまったのが残念」とした。

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2017年11月30日のニュース