テレ東「池の水ぜんぶ抜く」第5弾は12・8%!激戦区でまた自己最高&直虎超え

[ 2017年11月27日 09:21 ]

テレビ東京「池の水ぜんぶ抜く」シリーズのMCを務めるロンドンブーツ1号2号・田村淳(右)とココリコ・田中直樹
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 26日に放送されたテレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く」の第5弾、日曜ビッグバラエティ「緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!?池の水ぜんぶ抜く大作戦5」(後7・54〜9・54)が平均12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録したことが27日、分かった。第4弾の11・8%を上回り、またも自己最高をマークした。

 12・8%は今年放送された同局のバラエティー番組のうち、最高。日曜ビッグ枠としては、2012年11月11日の「世界の秘境に嫁いだ日本人妻」が記録した12・1%以来5年ぶりとなる12%超えとなった。

 この日は日本テレビ「誰も知らない明石家さんま」(後7・00〜9・54)=13・9%、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(後8・00〜8・45)=11・3%、フジテレビ「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2017」(後7・00〜9・54)=11・0%などが居並ぶ激戦区。その中にあって、再び“直虎超え”&自己最高。今年1月にスタートしたばかりだが、第6弾は来年の正月特番に。テレ東の看板番組の1つに成長した。

 池の水を抜くだけの異色番組。今年1月15日に第1弾が放送され、第3弾(6月25日)で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、放送を重ねるごとに話題に。第5弾は初の大阪ロケを敢行し、以前から番組に関心を持っていた俳優・小泉孝太郎(39)が志願参戦。シリーズ史上最大となる10ヘクタール(東京ドーム約2個分)の面積を誇る“超巨大池”大阪・山田池公園(枚方市)などの水抜きにチャレンジした。

 評判は視聴率にも反映。第1弾(1月15日)=8・3%、第2弾(4月23日)=8・1%、第3弾(6月25日)=9・7%と徐々に数字を上げ、第4弾(9月3日後7・54〜9・54)はシリーズ最高&初の2桁となる11・8%。裏番組の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(後8・00〜8・45)の11・3%も上回る“快挙”となった。

 外来種の駆除などを行い、池の環境改善を図ることから、社会的な反響も呼んでいる。同局の伊藤隆行プロデューサーが環境専門ビジネス誌「日経エコロジー」(日経BP社)12月号に登場。国立環境研究所・五箇公一氏と異例の対談を行うなど、いちバラエティー番組を超えた広がりになっている。

 第6弾は来年の正月特番に。初の3時間スペシャル「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜きましておめでとう2018」で、卑弥呼が眠るといわれる箸墓古墳(奈良県桜井市)などが舞台になる。

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2017年11月27日のニュース