豊島八段 21日に勝てば王将戦挑戦権 久保王将と来年対局へ

[ 2017年11月21日 05:30 ]

 将棋の第67期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグ戦は21日、東京都渋谷区の将棋会館で最終一斉対局の3局が行われる。

 現時点では豊島将之八段(27)が4勝1敗で首位。深浦康市九段(45)と斎藤慎太郎七段(24)が3勝2敗で追っている。最終対局で豊島が深浦を下せば、自動的に久保利明王将(42)への挑戦権を手にするが、敗れれば2敗で両者が並び、プレーオフ(日程未定)に突入。さらに斎藤も郷田真隆九段(46)に勝つと4勝2敗となり、1992年以来25年ぶりの3者プレーオフとなる。この場合は今リーグ戦ランキング5位同士の深浦と斎藤がまず対戦し、勝者が同3位の豊島に挑む。

 最終一斉対局はBSスカパー、囲碁・将棋チャンネル、将棋プレミアムで生中継される予定。久保王将と挑戦者の7番勝負は来年1月から3月にかけて開催される。

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2017年11月21日のニュース