梅沢富美男 ラストの日本有線大賞司会に決定も「止めた方がいいよ」

[ 2017年11月20日 04:00 ]

「第50回日本有線大賞」の司会を務める梅沢富美男(左)と吉田羊
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 俳優の梅沢富美男(67)と女優の吉田羊(年齢非公表)が今年で放送終了するTBS「第50回日本有線大賞」(12月4日、後7・00)で司会を務めることが決まり18日、東京・赤坂の同局で会見を行った。

 梅沢は「ドッキリじゃないの?本当にいいのかい?嘘だなって思うじゃん。司会なんてやったことないもの」と困惑。「嫌いな司会者(ランキング)第4位になったこともある。止めた方がいいよ」とネガティブな発言を連発。第50回の今年を最後に放送終了ということで、「最後に俺で大丈夫か?」と戸惑いながらも「せっかく選んでいただいたんだから、頑張ってみますけど」と意気込み?を語った。

 「どうせ、これ終わりですもんね」と投げやりな梅沢に対し、2回目の司会となる吉田は「梅沢さんは自由なので、本番では梅沢さんをどうコントロールできるかが鍵かな」と笑わせ、「今年が最後ということですが、今回楽しければ、また来年もやってという声が起きるのでは、と期待しています」と意欲的だった。

 また同番組内で梅沢が「夢芝居」を歌い、踊ることも発表された。本人は事前に知らされてなかったのか「聞いてない」とゴネていたが、最後には「名誉だから歌いますけど…。『夢芝居』知らない人もいっぱいいるから、俺は歌がうまいんだってところ見せますよ。こんなキレイな67のジジイいねぇだろ!って見せつけてやりますよ!」と梅沢節で抱負を語った。

 同賞は有線のリクエストを基にして贈られる賞で、1968年にスタート。同局は78年の第11回から放送してきた。同局関係者によると、撤退の大きな要因は視聴率の低下。昨年は平均視聴率9・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で2桁に届かなかった。放送は終了するが、賞自体は主催する全国有線音楽放送協会が今後も継続させていく見込み。「日本有線大賞」の各賞のアーティストは以下の通り。

【有線音楽優秀賞】 AKB48、大月みやこ、欅坂46、天童よしみ、西野カナ、乃木坂46、氷川きよし、三浦大知、水森かおり、三山ひろし(50音順)【新人賞】つばきファクトリー、NOBU、半崎美子(50音順)【有線大衆賞】 市川由紀乃、JUJU【有線奨励賞】 木島ユタカ、中澤卓也、松原健之(50音順)。

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2017年11月20日のニュース