横山だいすけ “さわやか”でNG「自分にない引き出しへの挑戦」

[ 2017年11月19日 12:29 ]

アニメ「トムとジェリー 夢のチョコレート工場」の特別上映会で舞台あいさつを行った横山だいすけ
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 NHK「おかあさんといっしょ」の11代目うたのおにいさん・横山だいすけ(34)が19日、声優に初挑戦したアニメ「トムとジェリー 夢のチョコレート工場」の都内で行われたDVD発売記念上映会で舞台あいさつに登壇した。

 児童小説「チョコレート工場の秘密」が原作で、2005年にジョニー・デップ主演で「チャーリーとチョコレート工場」として映画化もされた世界感をトムとジェリー風に味付け。横山はデップが演じたチョコレート工場長のウィリー・ウォンカ役で、キャラクターをイメージした衣装で登場し「もちろん、意識しました」と語った。

 アフレコに際しては「右も左も分からないから、試行錯誤の連続。口が動く形も近づけた方がいいのではと思い、夜通し練習した」という。スタジオでは「若々しくさわやかに言ったら、もう少し“おじさまチック”な雰囲気を出してと言われた。自分にはない引き出しへの挑戦で新鮮でした」と振り返った。

 幼少の頃から親しんだトムとジェリーとの共演には「夢がひとつかなった感じ。一緒に声が出てくるのは不思議な感じで正直恥ずかしいけれど、後世に残っていく感動があった」と満足げ。劇中で歌う「ピュア・イマジネーション」の一節をアカペラで披露するサービスも見せ、客席のちびっ子やお母さんたちを喜ばせた。

 今年4月1日にうたのおにいさんを卒業後は、ミュージカル出演や映画主題歌など新たなフィールドを切り開き、今年1年を漢字1字で「新」と表現。来年に向けては、「まだまだやっていないことがたくさんある。初めて会った方にも喜んでもらえるように、どんどんいろんなことに挑戦していきたい」と意欲を見せていた。

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2017年11月19日のニュース