「AC/DC」ギタリスト、マルコム・ヤングさん死去 64歳

[ 2017年11月19日 05:30 ]

マルコム・ヤング氏=1979年、ロンドン
Photo By ゲッティ=共同

 世界的人気を誇る豪ロックバンド「AC/DC」のギタリスト、マルコム・ヤングさんが18日に死去した。64歳。スコットランド出身。ロイター通信などが報じた。死亡場所や死因は不明。

 公式ホームページによると、バンドのフロントマンで実弟のアンガス・ヤング(62)ら家族にみとられ亡くなった。マルコムさんは14年ごろから認知症を患い、バンドを脱退していた。直後に肺がんや心臓の手術を受けたことも明らかになっていた。

 73年、中心メンバーとしてAC/DCを結成。先月亡くなった実兄のジョージさんのプロデュースを受け、瞬く間に人気を得た。70年代後半には米進出を成功させ、80年「バック・イン・ブラック」は世界で5000万枚を超える売り上げを記録するヒットとなった。

 小学生風の扮装など派手なフロントマンのアンガスとは対照的に、堅実なギタープレーと作曲能力でバンドの屋台骨を支え、ギターリフの力強い音色は、多くの後進に影響を与えた。

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2017年11月19日のニュース