古舘伊知郎「しゃべり屋」専念宣言 連ドラ出演断り「しゃべる仕事のみ」

[ 2017年11月7日 06:03 ]

テレビ朝日「古舘トーキングヒストリー」で、明智光秀を演じる大杉漣(左)、実況する古舘伊知郎(中央)、織田信長を演じる筧利夫(右)
Photo By 提供写真

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(62)が「しゃべり屋」に専念すると宣言した。

 テレビ朝日の歴史バラエティー番組「古舘トーキングヒストリー」に1年ぶりに出演(今冬放送予定)。取材に応じ、最近、民放の連続ドラマの出演依頼を断ったことを明かした上で「自分は、しゃべる仕事のみだと強く思っている」と語った。

 この番組の第1弾が昨年12月に放送され、古舘は「忠臣蔵」を実況。歴史を実況する新しいスタイルが話題を呼び、番組は放送文化基金賞、日本民間放送連盟賞を受賞した。

 今回は「本能寺の変」を実況。古舘は「本能寺の変は、謀反人(明智光秀)が英雄(織田信長)を殺したという単純な図式では語れないもの。信長と光秀は元々(プロボクシングの)マイク・タイソンとカス・ダマトのような名プレーヤーと名プロデューサーの関係だった」と独自の解釈を提示した。

 最近は俳優で歌手の長男・古舘佑太郎(26)がNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演してブレーク。古舘自身にも民放から連ドラへの出演依頼があったことを受けて「息子に演技のことを聞きに行こうかと一瞬思ったが、やめた」と笑いながら明かした。

 本来の「しゃべり屋」に徹することを改めて確認。この番組でも「前回の忠臣蔵よりも、私がしゃしゃり出る場面が多い」と古舘節を全開させた。

 俳優・歌手として歩む佑太郎には「自分がやりたいことを続けてくれれば、ありがたいし、うれしい」とエールを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2017年11月7日のニュース