極楽とんぼ 来春終了の「めちゃイケ」に感謝 加藤「拾ってくれた」山本「恩しかない」

[ 2017年11月5日 10:35 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次(左)と山本恵壱
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 「極楽とんぼ」の加藤浩次(48)が4日深夜放送の大阪・MBSラジオ「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!」(土曜深夜1・20)に生出演。レギュラー出演するフジテレビの看板バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)の来年春終了に言及し「もう感謝しかない」と謝辞を述べた。

 「めちゃイケ」の終了はスポニチ本紙3日付の報道で判明。4日の「めちゃイケ」放送内で、来年春に終了し、1996年10月のスタート以来、21年半の歴史に幕を下ろすことが正式発表された。

 番組冒頭、加藤は「触れないわけにいかない。ああいう形で発表ということになりましたけど、触れざるを得ない」と切り出し「僕自身は正直に言わせてもらうと、もう感謝しかないですね。見てくれた人、さらにスタッフ、一緒にやってくれた演者、これウソでもなんでもなく感謝しかないわ」と語った。

 27歳の時に「めちゃイケ」がスタート。「あの当時、何にもないオレらを拾っていただいて。当時、吉本興業に嫌われていましたしね。あの時、吉本興業のお偉いさんが『極楽とんぼは使うな』とフジテレビに言ったんだけどれども、フジテレビのスタッフの皆さんは『いやいや極楽とんぼでいきます』と言ってくれてね。使っていただいて、ゼロから全部、テレビというものを教えていただいて」と振り返った。

 2006年7月に不祥事を起こして吉本興業を契約解除となり、芸能活動から遠ざかっていた相方の山本も16年7月の「めちゃイケ」で10年ぶりに地上波復帰。「去年、あのような形で、また『めちゃイケ』さんに参加させてもらって、本当に恩しかございませんよ。ありがたいという気持ちしかないです」と感謝した。

 来年春の終了に向け、加藤は「となると、ここから残りあと何回か分かりませんが、自分が与えられた役割は全うしようと思ってますよ」、山本は「そういう場があるならば、全力でやるしかないですね」と誓っていた。

 「めちゃイケ」のレギュラー陣としては、タレントの鈴木紗理奈(40)が4日、主演映画の囲み取材で「私を有名にしてくれた番組。鈴木紗理奈というキャラクターを世に出してくれた。一番泣いたし厳しい番組だった。“芸能界は甘くない、こういうところやぞ”という信念を教えてくれた。私の歴史」と感謝の気持ちを示した。

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