本田美奈子.さん 13回忌の追悼公演 松本伊代「また1年が経って、美奈子ちゃんの思いを伝える日が…」

[ 2017年11月3日 18:20 ]

「2017 リブ・フォー・ライフ音楽彩」に出演した(左から)早見優、松本伊代、工藤夕貴、坂本冬美
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 急性骨髄性白血病のため05年に亡くなった歌手本田美奈子.さん(享年38)の毎年恒例の追悼公演「リブ・フォー・ライフ音楽彩」が3日、東京・日本橋三井ホールで行われ、坂本冬美(50)、松本伊代(52)、早見優(51)、中村あゆみ(51)、工藤夕貴(46)らが出演した。

 今年は13回忌。最多11回目の出演となる松本は「また1年が経って、美奈子ちゃんの思いを皆さんに伝える日がやってきました。美奈子ちゃんはずっと若いまま、かわいいままでうらやましい」と温かい笑顔で事務所の後輩を偲んだ。同じく最多出演の早見は「この日を迎えると、美奈子ちゃんの繊細さ、丁寧さ、純真な気持ちを思い出して、気持ちが改まる思いです」と神妙な面持ち。本田さんと同い年の坂本は「命日が近づくたびに存在の大きさを感じます。50歳の美奈子ちゃんの歌声が聞きたかった。一生懸命、美奈子ちゃんの思いが届くように歌います」と言葉に力を込めた。

 初出演の中村は「オファーを頂いたときに、彼女の死が無駄にならず、このような公演が行われていて素晴らしいと感じた。出演できてとても光栄で、感謝しています」と感激。本田さんの本名が工藤であることから、ずっと親戚だと勘違いされ続けていたという工藤は「(闘病中に)元気になったら飲みに行こうと言っていた。それは叶わなかったけど、このような場に呼ばれて名誉です」と初出演を喜んだ。

 公演では出演した歌手たちのヒット曲をはじめ、大ヒット曲「OnewayGeneration」(松本、早見、森口博子)や「アメイジング・グレイス」(キャスト全員)など本田さんのヒット曲など、最多の30曲を披露する。

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2017年11月3日のニュース