松岡茉優、初主演映画で初の国際映画祭「世界の女の子に届いて」通訳に気遣いも

[ 2017年10月30日 20:41 ]

映画「勝手にふるえてろ」が東京国際映画祭に出品され、舞台挨拶を行った松岡茉優
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 女優の松岡茉優(22)が30日、主演映画「勝手にふるえてろ」(監督大九明子、12月23日公開)がコンペティション部門に選出された第30回東京国際映画祭で舞台あいさつと記者会見に臨んだ。

 松岡にとって、国際映画祭は初の体験。理想と現実、両方の恋愛に突き進むOLを演じ「普通の女の子を普通の物語として演じました。その普遍的な物語が、世界の女の子に届くことを願っています」と期待に目を輝かせた。

 共演の渡辺大知(27)は、「茉優ちゃんの魅力が爆発していて、男の僕でも共感できるポイントがいっぱいあった」、北村匠海(19)も「松岡茉優という素敵な人に飲み込まれてほしい」と絶賛。松岡は照れながらも、「忘れられない気持ちや忘れられない人がいる方は、葬式だと思ってその忘れられない記憶をこの場で葬り去ってください」と自信をのぞかせた。

 ただ、「見た方からは笑えた、面白かったと言ってもらい、ポスターにもラブコメと入っていますが、私はラブコメと思って撮っていない」と主張すると、大九監督も同意。映画初主演に関しては、「私は子役からやっていて、ほぼ全シーンに出るのはあこがれだった。撮影中はギュッとなってしまい、あっ、訳しにくいですね。殻に閉じこもったこともあったけれど、終わったらなんてぜいたくな時間だったんだろうと思えました」と、英語通訳に気遣いながら話していた。

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2017年10月30日のニュース