平尾昌晃さんに最後の別れ 小柳ルミ子、涙で「瀬戸の花嫁」献歌

[ 2017年10月30日 11:56 ]

平尾昌晃さんの葬儀・告別式で、「瀬戸の花嫁」を歌う(左から)栗田貫一、山川豊、金沢明子、九重佑三子、小柳ルミ子、アグネス・チャン、アグネス・チャン、大月みやこ、細川たかし、五木ひろし、布施明、つのだ☆ひろ、中山秀征
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 肺炎のため7月21日に亡くなった作曲家・平尾昌晃さん(享年79)の葬儀・告別式が30日、東京・青山葬儀所で執り行われた。

 葬儀には親交のあったタレントの堺正章(71)、俳優の水谷豊(65)ら多くの歌手や芸能関係者らが参列した。ステージを模した祭壇はバラやカーネーションなど約3万5千本の花で飾られ、遺影の他、愛用のギターやロカビリー歌手時代の写真パネルが置かれた。

 数多くの名曲を残した平尾さんに向けて、布施明(69)と五木ひろし(69)がデュエットで「霧の摩周湖」「よこはま・たそがれ」を献歌。「瀬戸の花嫁」の合唱では小柳ルミ子(65)が大粒の涙をこぼした。

 歌手の氷川きよし(40)は「歌の世界にあこがれていた中学2年の僕に『頑張ってね』と激励して下さったことが心に残っている」とありし日の平尾さんとの思い出を振り返った。

 弔辞は日本歌手協会会長の田辺靖雄(72)、平尾さんがファンだった巨人軍の原辰徳前監督(59)。喪主は長男の平尾亜希矢(あきや)氏、葬儀委員長は渡辺プロダクショングループ代表の渡邊美佐氏。戒名は「音楽に多大な貢献をした」という意味の「慈嚴院照音晃道居士(じごんいんしょうおんこうどうこじ)」。

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