三浦父子4人全員違う血液型も…家族の絆の強さ実感

[ 2017年10月28日 17:30 ]

舞台「失なわれた藍の色」に父子3人で初めて共演している(左から)三浦孝太、三浦涼介、三浦浩一
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 「家族そろって歌合戦」(1966〜80年、TBS系)、「オールスター家族対抗歌合戦」(72〜80年、フジテレビ系)がかつて人気だったように、著名人の家族はいつの時代も注目される。

 俳優の三浦涼介(30)が主演し、22日に千秋楽を迎えた舞台「失なわれた藍の色」は、連日、スタンディングオベーションが起きる盛況ぶりと、父・三浦浩一(63)、兄・三浦孝太(33)が出演し、父子3人そろって初めて共演したことでも話題となった。

 家の数だけ、違う形の家族があるが、三浦家はどんな家族なのか。

 公演期間中のインタビューで、孝太は「みんなが熱くてぶつかり合うので、三浦家はおかしいって言われるんです」とエネルギッシュな家族の一面を明かした。すると、浩一が「うちは家族の血液型がバラバラ。僕がA型で、妻(女優・純アリス)がB型。孝太がO型で、涼介がB型。妻とはAとBだから意見が合わなくて言い合いすることもあるけど、そこを孝太が要となってまとめてくれるんです」と話した。涼介はその2人の話をうなずきながら聞き、仲の良さをうかがわせていた。

 浩一の優しい父親ぶりと家族の絆の強さをさらに感じたのはこの30分後。取材を仲介した関係者を通じて、浩一から「長男はAB型なんですと伝えてください」という伝言が届いた。芸能界以外の仕事に就き、その場にいなかった長男についても話をしないといけないという責任と温かさが伝わってきた。

 熱くて、優しくて、エネルギーのある家族像が浮かんでくる。

 父子3人の再共演に期待したい。(記者コラム)

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2017年10月28日のニュース