山田洋次監督らに澄和フューチャリスト賞　平和関連活動を顕彰

澄和フューチャリスト賞を受賞した山田洋次監督
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　山田洋次監督（８６）に２７日、東京都千代田区の学士会館で「澄和（とわ）フューチャリスト賞」（毎日新聞社後援）が授与された。市民目線の平和関連活動に地道に取り組んでいる個人や団体を一般社団法人「澄和」が顕彰するものだ。満州からの引き揚げ体験に基づく思いから「母べえ」などの作品を通して平和の尊さを訴えてきた山田監督は「作りたい映画と作らなければいけない映画、この２つが重なった時にいい作品ができる。体の続く限り作り続けたい」と語った。

　他に建築家の故津端修一さんと英子さん（８９）夫妻、中国残留婦人の生涯を描いた一人芝居を２１年間演じている女優の神田さち子（７３）に授与された。