「おじゃMAP!」視聴者満足度大幅上昇!「攻めてる」「挑戦的」

[ 2017年10月25日 18:04 ]

欽ドン!に挑戦した香取慎吾(左、写真提供:フジテレビ)
Photo By 提供写真

 10月から新企画をスタートさせた香取慎吾がMCの「おじゃMAP!!」(フジテレビ、毎週水曜午後7時)が好評だ。

 これまで全国各地を巡る旅やグルメ情報、視聴者サプライズなど、さまざまなロケ企画を行なってきたが、10月からはロケスタイルは残しつつ、新企画のザキヤマ(山崎弘也)ディレクターが撮る「香取慎吾との二人旅!!」がスタート。4日のスペシャルでは草なぎ剛がゲストで登場し、テレビ初公開となった草なぎの愛犬や、愛車、そして昨年末の「SMAP×SMAP」最終回以来となる9カ月ぶりとなるふたりの歌唱を披露した。

 11日は萩本欽一と爆笑問題をゲストに迎え、萩本とは昭和の人気番組「欽ドン!」のコントを再現、爆笑問題とは香取が噂されていた “隠し子報道”を逆手に取ったドッキリ企画を行ったりと、これまで以上に自由度の高い番組へと生まれ変わった。視聴率はそれぞれ9・6%、6・8%だったが、視聴者満足度ではこれまでの放送よりも上昇している。

 データニュース社(東京)のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、2017年の新企画以前(1月18日〜8月30日までの計21回)の平均満足度は3・56(5段階評価)だったのに対し、今月4日放送分は3・98、11日は3・63とこれまでの平均を上回った。

 数値だけではなく、視聴者の“企画”に対する反応も変化している。これまで「香取慎吾が引退しないことが分かって安心した」(28歳女性)、「慎吾くんのダンスが久しぶりに見られた」(39歳女性)など、香取ファンが“動向を見守る”ものが多く、企画に対する良し悪しについて触れたものはほとんどなかった。だが10月以降の新企画では「内容が挑戦的になったと感じる」(42歳女性)、「おじゃマップパワーアップしてますね!攻めてるわ」(41歳男性)、「最近良い企画で面白さも倍増。隠し子騒動を茶化したドッキリとか、スマートに笑いに変えて楽しく見せてくれる」(48歳女性)など、視聴者から見て一歩踏み込んだ企画が奏効し、熱量の高い感想が目立つ。

 香取の今後、を占う上で注目度の高い番組だが、それと相まって企画も挑戦的となり、満足度もアップしたことはいい流れである。守りに入らず、攻めることで香取にとって新境地を開くきっかけになるかもしれない。

続きを表示

2017年10月25日のニュース