アッコ「まだ夢の途中」 50周年コンサートツアー25日開幕

[ 2017年10月25日 05:30 ]

50周年コンサートツアーのリハーサルを行った和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(67)が24日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで、25日に開幕する50周年コンサートツアーのリハーサルを行った。

 ファン投票で内容を決定した50周年記念ベスト盤「THE LEGEND OF SOUL」(25日発売)の収録曲を中心に披露するツアー。この日は「古い日記」「夢」などで“和製R&Bの女王”らしい重低音の歌声を響かせた。

 10月25日は68年にデビューシングル「星空の孤独」を発売した記念日。50年目に突入したが「まだ夢の途中」とキッパリ。テレビの生放送では一切緊張しない和田が、ステージでは「今も緊張してます」と明かすほど震える。「70歳、80歳でも歌っていたい。賞を取りたいとかはないから、ただ歌い続けていたい」と力を込めた。

 歌手として、今もなお進化している。今回のツアーでは、洋楽のカバー曲を数曲盛り込んだ。「声が似てると言われる」という英歌手アデル(29)の楽曲などに挑戦。ラップにも挑み「英語の発音が難しいんですよ。3人の先生に習ってる」と充実した表情で語った。

 洋楽カバー盤の発売も決定。米グラミー賞の受賞曲を歌う内容で、来年1月24日発売。歌手を志すきっかけとなったレイ・チャールズさんの「愛さずにはいられない」のほか、サム・スミス(25)の「ステイ・ウィズ・ミー」など若手歌手の曲も収録する予定。「若者にも聴いてほしい?もちろんです。(和田自身を)歌を歌う人と知らない人もいるかもしれないですから」と、歌手としての矜持(きょうじ)を持って歌っていく。

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