ハリソン・フォード 台風21号を振り返る「雲に閉じ込められたようだった」

[ 2017年10月23日 13:34 ]

来日会見を行ったハリソン・フォード
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 米俳優ハリソン・フォード(75)が23日、映画「ブレードランナー2049」(27日公開)の来日会見を、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(50)、共演のアナ・デ・アルマス(29)、シルヴィア・フークス(34)とともに都内のホテルで行った。

 フォードは9年ぶり10度目の来日。前日は台風21号の影響で、ほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしたようで「高層階の部屋だから、雲に閉じ込められているようだった。今朝になって、ようやく景色が見られたよ。皆さん、台風を吹き飛ばしてくれてありがとう」と笑みを浮かべた。

 1982年「ブレードランナー」の続編で、35年ぶりにデッカード刑事を演じた。「時の経過がどう影響して、キャラクターがどのような人生を歩んできたかということを演じられるのはとても興味深い経験だった」と満足げに振り返った。

 「スター・ウォーズ」のハン・ソロやインディ・ジョーンズと、ほかに長期にわたって演じ続けている役柄があることを指摘されると、「いけないのか?」と反問するパフォーマンスを見せニヤリ。そして、ヴィルヌーヴ監督に対して「キャラクターへのアプローチや感情を深く描くことにおいては、正しかった」と称え、「人は運命をコントロールすることができるのかという問いに答えようとする映画だから、満足してもらえると思う」と自信のほどをのぞかせていた。

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2017年10月23日のニュース