フジ「保毛尾田」問題で公式サイトに謝罪文「認識が極めて不十分、深く反省」

[ 2017年10月16日 10:31 ]

フジテレビ
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 フジテレビは16日、9月28日放送の同局「とんねるずのみなさんのおかげでした」30周年スペシャルで、石橋貴明(55)扮するキャラクター「保毛尾田保毛男」が登場し、男性同性愛者を揶揄(やゆ)したと批判が相次いだ件について、公式サイトで謝罪した。

 「お詫び」と題した謝罪文は以下の通り。

 平成29年9月28日(木)に放送した「とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP」において、出演者が「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」というキャラクターに扮して出演致しました。しかしながら番組の放送に伴い、このキャラクターに関して沢山の抗議を頂戴しました。

 番組は、LGBT等性的少数者の方々を揶揄する意図を持って制作はしておりませんでしたが、「ホモ」という言葉は男性同性愛者に対する蔑称であるとのご指摘を頂きました。そのような単語を安易に使用し、男性同性愛者を嘲笑すると誤解されかねない表現をしたことで、性的少数者の方々をはじめ沢山の視聴者の皆様がご不快になったことに関して、深くお詫び致します。またこのキャラクターが長年に渡り与えていた印象、子供たちへの影響、およびLGBT等をとりまく制度改正や社会状況について私共の認識が極めて不十分であったことを深く反省しております。

 今回頂戴した様々なお叱りやご意見を真摯に受け止め、多様性(ダイバーシティ)のある社会の実現のために正しい知識を身に着け、より良い番組作りを進めて参りたいと考えております。

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2017年10月16日のニュース