「岡村オファー」めちゃイケ精神性を体現「泥臭く汗をかく」4年ぶり新作で番組に“喝”
ナインティナインの岡村隆史(47)が各界からのオファーに挑むフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)の看板企画「オファーシリーズ」は14日、4年ぶりとなる最新第15弾。午後6時半から2時間半スペシャル「ダンシングヒーローでゴイゴイスーペシャル」を放送する。今回のオファー主は“和製マイケルジャクソン”の異名を取る歌手・三浦大知(30)。8月初旬に「一緒にライブで踊りたい」と依頼された岡村は2カ月にわたり、オファーシリーズ史上最高難易度の“超絶ダンス”を猛練習。今月8日、三浦のライブ(大宮ソニックシティ)に飛び入り参加した。「めちゃイケ」開始当初から21年間にわたって演出を手掛け、現在はチーフプロデューサーも務める同局の戸渡和孝氏(48)がオファーシリーズの歴史を振り返り、その舞台裏を明かした。
オファーシリーズ第1弾は番組スタート翌年の97年10月、岡村がジャニーズJr.に入り、SMAPのライブ(大阪ドーム)に飛び入り参加した。その後、一般視聴者の結婚披露宴の司会(第3弾、98年6月)、フルマラソン(第6弾、99年12月31日深夜)、ゴルフ(第10弾、2005年10月)、EXILEのライブに出演した“オカザイル”(第11弾、07年10月)、テニス(第12弾、08年10月)、歌舞伎(第13弾、13年9月)など、専門外のさまざまなオファーに挑戦。岡村のひたむきな姿をドキュメントタッチで描き、笑いと感動を届けてきた。
「めちゃイケ」は「めちゃ×2モテたいッ!」をリニューアルして96年10月にゴールデンタイム進出。90年代は「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」が全盛。戸渡氏は「ナインティナインや『めちゃイケ』メンバーが、とんねるずさんやダウンタウンさんに肩を並べるためには、才能やセンスじゃなく、泥臭く汗を流さないといけないと、制作陣も含めて自覚していたと僕は思います。自分たちは天才じゃなく、努力しか取り柄がない。そういう『めちゃイケ』の精神性を最も体現したのがオファーシリーズなんだと思います」と名物企画誕生の経緯を説明した。
もともとオファーシリーズとして始まったわけではなかったSMAPライブへの飛び入り参加。当時まだ若手芸人の1人に過ぎなかった岡村の奮闘が好評を博し、その後、看板企画となった。しかし、岡村が年齢を重ねるにしたがい、チャレンジ自体が難しくなっていた。「いろいろなことに挑戦し、岡村さんのモチベーションも減ってくる中で、第13弾は歌舞伎に到着してしまいました(第14弾は引退するHIROのため、EXILEのライブに出演)。語弊はあるかもしれませんが、日本の芸能のトップと言える歌舞伎のオファーを受け、そこから先、何があるのか。ある種、燃え尽きた部分もあったと思います」
とはいえ「『めちゃイケ』メンバーも年齢を重ね、MCを務める機会も増えましたが、もう1回、体を張り、汗をかく必要はあると常々、危機感を抱いていました」という。「ただ、オファーシリーズは企画に時間がかかりますし、オファー主が誰でもいいわけじゃありません。日々のレギュラー放送で走っている中で、なかなかきっかけがなかったんですが、今年春、三浦さんとの出会いがありました」と原点回帰。「岡村さんが精神的にも身を削るので、しょっちゅうはできないんですが、番組の看板を背負っている岡村さんがあれだけ頑張るなら“自分たちもやらなきゃ”と、ほかのメンバーにも相乗効果が出まして。オファーシリーズは番組のカンフル剤でもあるんです」。今年、オファーシリーズ20周年を迎えたことも重なり、4年ぶりの新作が実現した。ダンスはSMAPが20年前、EXILEが10年前と10年ごとに挑んでおり、いわば今回は10年ぶり3回目。「節目の大事なオファー」になった。
結果的にオファーシリーズの出発点となったSMAPライブへの飛び入り参加だが、1回限りで終わる可能性もあった。実は岡村は乗り気ではなく、本番の前日、会場の大阪ドームの裏で総監督の片岡飛鳥氏(52)と大ゲンカしたことを、戸渡氏は今も覚えている。岡村は「僕、芸人なんで、できないです。踊れないです」。当時お笑い芸人がアイドルのダンスを踊ることにアレルギー反応がある時代だった。しかし、オンエアは大評判を呼び、結果は大成功。戸渡氏は「この時、1つ学んだのは、演者とスタッフの間の信頼関係は、やはり作品でしか作れないんだなということです。『めちゃイケ』って、恐ろしいぐらい演者とスタッフの飲み会がないんです。20年のうち、3〜4回あるか、ないか。もちろん、飲み会をして信頼関係を築くのも正論で、1つの手法ですが、『めちゃイケ』に関しては作品を通じての手法。その方が信頼関係は強固ですし、言葉を交わさなくても済みますし。岡村さんもSMAPライブへの飛び入り参加を終えて、視聴者の皆さんが自分に求めていること、企画に対するゴールが“汗をかくこと”だと見えたんだと思います。第3弾ぐらいからは、片岡が尻を叩かなくても、逆にスタッフが心配するぐらい、自分から練習に取り組むようになりました」と振り返った。
最後にオファーシリーズの展望を聞くと「全くないです」と即答。「毎回、次のことは考えてはいないので。その都度その都度、特に『オファーシリーズ』は毎回最後だと思ってやっています」。まさに“1回入魂”のオファーシリーズを経て「めちゃイケ」は、さらなる進化を遂げる。
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