香取慎吾、アート展出展 退所後初の公の場で笑顔「新しいこと始まっています」

[ 2017年10月13日 19:45 ]

アート展「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」のレセプションに出席した香取慎吾
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 元SMAPの香取慎吾(40)が、自身も作品を出展するアート展「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(13〜31日、東京・スパイラルガーデン)のレセプションに出席。ジャニーズ事務所を退社してから初めての公の場への登場とあって、多くの報道陣が詰めかけた。

 多様な個性を認める社会の実現を目指し、障がい者の芸術文化支援を目的とした本アート展は障がい者や現代美術家ら22人の作品と、香取の作品「イソゲマダマニアウ」「火のトリ」、計約500点を展示。「どんな人にも開かれたアクセシブルな美術館として、誰でも楽しく、居心地よく過ごせる環境」を提供する。作家を代表して香取は「皆さんこんにちは、作家の香取慎吾です」と挨拶。「作家として紹介されるのはおこがましいんですけれど、すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

 自身の作品については「いままでアートは自分の心をぶつけるところだった」と前置きしながらも「このようなアート展に出展するのは初めてでこんなに多くのアーティストのなかに混じって、どこか作品として多くの人に見て欲しい気持ちもあります。今回は参加できてとても幸せです」と出展を喜んだ。最後は「車いすの方とか、アートを見やすくなっている展覧会です。僕も何回も来ます。僕とここで握手しましょう!ぜひいらっしゃってください」と来訪を呼びかけた。

 以前からアート活動を展開していた香取は、レセプションを前にコメントを発表し「障害があるかどうかは関係なく、人は誰かがいないと生きてはいけません。僕自身、誰かにサポートしてもらいたいと思うこともありますし、困っている人がいたらサポートしてあげたいと思う。そうした感情に垣根はないと思うんです。そして、このことに気づかせてくれる一つのきっかけがアートなのではないかと思います」と今回の企画に賛同していた。

 退場する際には、記者からの質問に「新しいことが始まっています」と一言。笑顔で会場を後にした。

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2017年10月13日のニュース