「けもフレ」降板 たつき監督 アニメ制作継続表明「もくもく作ってゆきます」

[ 2017年10月10日 07:50 ]

 人気アニメ「けものフレンズ」(けもフレ)の監督を降板した、たつき監督が9日深夜に自身のツイッターを更新。「かわらずアニメ屋らしくもくもく作ってゆきます」と、アニメ制作を続けていく意向を示した。

 「けものフレンズのアニメから外れる事になりました」と降板を報告した9月25日の投稿以来、2週間ぶりにツイッターを更新。「どうも、とくにご報告はないのですが、irodori3人元気に生きております。気にかけてくださった方、各種お便り下さった方、ありがとうございます。励まされました」と近況を報告し、続けて「何の作品になるかは分かりませんが、かわらずアニメ屋らしくもくもく作ってゆきますー」と、引き続きアニメの制作を継続することを表明した。

 「けもフレ」監督降板騒動については、たつき監督が9月25日のツイートで降板を明かした上で「ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」と、その原因が製作委員会に出資するKADOKAWA側にあることを示唆。そのため、KADOKAWA側にファンの批判が集まる事態となった。

 これを受け、「けものフレンズプロジェクト」は27日、公式サイトに声明を発表。たつき監督が所属するヤオヨロズに「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用があった」とし、事前に情報共有するなど正常化を図る申し入れをしたが受け入れられず、プロジェクトを辞退したいとの連絡があったと説明していた。

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2017年10月10日のニュース