柚香光主演「はいからさんが通る」開幕　４度のカーテンコールも

「はいからさんが通る」で陸軍少尉を熱演した柚香光（左）とヒロインの華優希
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　花組男役スター柚香光（ゆずか・れい）の主演の話題作「はいからさんが通る」が７日、大阪のシアター・ドラマシティで開幕した。

　大正時代を舞台におてんばなヒロイン・紅緒（華優希）を巡るロマンスと数奇な運命の数々を描き、映画やドラマでもヒットしたおなじみの作品。柚香はヒロインのいいなずけで金髪の陸軍少尉・伊集院忍を熱演した。劇画から飛び出たかのような舞台姿に、満員の客席はくぎ付けで、脇を固めた芝居巧者の演技に笑いも巻き起こった。

　終演後は４度ものカーテンコールで、柚香は「皆様の反応にドキドキもしておりましたが、笑いも起こってうれしく思っております。この作品を愛してやまない方々、宝塚を愛して下さる方、初めて宝塚をご覧頂く方。すべての方々に“見に来てよかったな”と思っていただけるよう、心を込めて楽しんで公演していきたい」とあいさつした。公演は同劇場で１５日まで、２４〜３０日まで東京・日本青年館ホールで上演される。