有村架純 撮影当時を思い出すと「つらい、苦しい気持ちになる」

[ 2017年10月7日 13:18 ]

映画「ナラタージュ」初日舞台挨拶を行った有村架純
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 「嵐」の松本潤(34)と女優・有村架純(24)が7日、都内で行われた映画「ナラタージュ」の初日舞台あいさつに登場した。

 4年ぶりの主演映画となる松本は「たくさんの人の心に残ってくれることを祈っています」と万感の表情。元教え子との恋にもがき苦しむ教師役で「今までに表現してきた方法とは違う表現の仕方を勉強させてもらった。今後も、こういうやり方もあるということを広げてもらい、監督や皆さんに感謝します。忘れられない作品になった」としみじみ振り返った。

 教師へのいちずな愛を貫く役どころの有村も、「取材などで(撮影)当時の話をすると、思い出してつらかった、苦しかったという気持ちになるけれど、(公開されて)一歩前に進める気がします」と感慨深げ。親友役を演じた大西礼芳(27)は、「有村さんがもん絶して苦しんでいる姿を見て、私も引っ張られた。あのもん絶が、皆さんにもしみわたったんじゃないかと思う」と声をつまらせ称えた。

 公開を記念し、映画のポイントとなる雨のシーンにちなみ、雨水の入ったたるで鏡抜きを敢行。松本は「かかりたくないなあ」と苦笑いだったが、勢いよく木づちを振り下ろし「透き通っていますね。きれいな雨水です」と満足げだった。

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2017年10月7日のニュース