藤井聡太四段、朝日杯オープン戦2次予選進出 宮本五段に勝利

[ 2017年10月6日 12:18 ]

朝日杯オープン戦1次予選第12ブロック決勝で宮本広志五段(右)と対戦した藤井聡太四段
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 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(15)が6日、大阪・関西将棋会館で行われた朝日杯オープン戦の1次予選第12ブロック決勝で宮本広志五段(31)と対戦。昨年10月にプロとなってから2年目の初戦を先手番から95手での勝利で飾り、2次予選進出を決めた。

 宮本とは公式戦29連勝を達成した途中の23戦目、6月7日に行われた上州YAMADA杯で対戦し、その時は相穴熊の戦型で勝っている。この日は持ち時間各40分のスピード将棋。得意とする振り飛車戦法の一つ「ゴキゲン中飛車」で仕掛けた宮本に対し、藤井は銀2枚を早めに敵陣に攻め入る形で対抗し、寄せきった。

 藤井はこれで4連勝となり、先手番での無敗記録も更新。プロデビューからの通算成績は43勝6敗(未放映のテレビ対局を除く)、今年度は33勝6敗(同)となった。

 節目の50戦目となる次戦は9日の叡王戦予選で佐々木大地四段(22)と。佐々木に勝てば同日に三枚堂達也五段(24)と杉本和陽四段(26)戦の勝者と対局する。

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2017年10月6日のニュース