「わろてんか」第4話は20・9% 初めて下降も4回連続で大台超え

[ 2017年10月6日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインを務める葵わかな
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 女優の葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第4話が5日に放送され、平均視聴率は20・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。

 前作「ひよっこ」終盤の高視聴率を引き継ぎ、初回から20・8%。2作ぶりに朝ドラ初回20%の大台を突破し、好発進すると、第2話21・3%、第3話22・3%と右肩上がりに数字を上げていた。今回は1・4ポイント数字を下げたが4回連続大台超えとなった。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。

 朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。来年3月31日まで全151回。

 第4話は、てん(新井美羽)は祭りで出会った藤吉(松坂桃李)のことを思い出すと、胸の高まりが止まらない。藤吉から出された「笑いの色は何色か」という謎掛けの答えをてんは考えるが、分からない。そこで、てんは新一(千葉雄大)に助けを求める。ある日、台所の酒が夜な夜な減っていくという事件が起こる。犯人と疑われた風太(鈴木福)は疑いを晴らすため、てんと2人で夜中に台所で張り込むことにする…という展開だった。

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2017年10月6日のニュース