ファラー 赤坂五丁目を走る!マラソン転向後“初レース”決定

[ 2017年10月5日 06:35 ]

世界大会10個のメダルを誇るファラー
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 世界大会で計10個の金メダルを誇る陸上トラック界の英国人スター、モハメド・ファラー(34)のマラソン転向後の“初レース”が、7日に生放送されるTBS「オールスター感謝祭」の人気コーナー「赤坂五丁目ミニマラソン」となった。

 驚異的なスパートを武器に、5000メートルと1万メートルの王者に君臨したファラー。8月の世界選手権ロンドン大会でも1万メートルで金メダルに輝き、同月中にトラック競技を引退。マラソンに転向し、2020年の東京五輪出場を目指している。

 そんな中、開催都市の下見を兼ねて?赤坂の街を走ることになった。TBS周辺を4周する3・6キロの短いコースだが、“初マラソン”で世界一の走りを見せつける。

 昨秋も出場し、猫ひろし(40)や土屋太鳳(22)らと対決。トップから5分55秒後のスタートというハンデが課されたが、トラックにはない上り坂をものともせず、圧倒的な走りで優勝した。この時に「なんてクレージーな番組なんだ。でも、また戻ってきたいね」とうれしそうに話していたことから、制作陣が再びオファーし、快諾を得た。

 一方、雪辱を期するのが森脇健児(50)。前回はファラーより3分15秒早くスタートするも、残り100メートルで抜かれて9秒差の2位だった。この経験からラストスパートを猛練習中。「地球上で一番速い男と走れることは名誉。今回は何がなんでも勝ちます。自信がなかったら赤坂に行きませんよ」と闘志を燃やしている。日曜劇場「陸王」のランナー役の俳優陣も出走を予定しており、熱いレースになりそうだ。

 ◆モハメド・ファラー 1983年3月23日、ソマリア生まれ。幼少期に英国へ移住。5000メートル、1万メートルで12年ロンドン五輪、16年リオ五輪の2大会連続2冠。レースで勝利した時に、両腕で頭の上にMの字をつくる「モボットポーズ」が有名。1メートル75、58キロ。

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2017年10月5日のニュース