「アンフェア」初の舞台化!主演・雪平役は篠田麻里子「ワクワクしています」

[ 2017年10月2日 18:00 ]

シリーズ初の舞台「アンフェアな月」に主演し、女性刑事・雪平夏見を演じる篠田麻里子
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 女優の篠原涼子(44)がドラマや映画で女性刑事・雪平夏見を演じて人気になった「アンフェア」シリーズが初めて舞台化され、元AKB48の女優・篠田麻里子(31)が主演を務めることが2日、分かった。舞台「アンフェアな月」(来年2月22日〜3月4日、東京・天王洲銀河劇場)。篠田は「女性に生まれ、人として、女として、母として、警察組織の1人として生きていく葛藤が描かれる雪平夏見の強烈な魅力を表現できたらと、今からとてもワクワクしています」と意気込んでいる。

 海外を含め、累計部数157万部を突破してなお人気を集め続ける大ベストセラーシリーズ。2006年の連続ドラマ化に続き、スペシャルドラマ化は1回、スピンオフドラマは3回、映画化は3回されているが、舞台化は初。

 今回は、フジテレビの連続ドラマ「アンフェア」(06年)の原作となった秦建日子氏のミステリー小説「推理小説」(04年)の続編で、刑事・雪平夏見シリーズ2作目の「アンフェアな月」(06年)を舞台化。生後3カ月の赤ん坊が行方不明になった事件が描かれる。

 16年「真田十勇士」、17年「バイオハザード」などで舞台を経験している篠田は、捜査一課トップの検挙率を誇る強行班・雪平夏見に挑戦。バツイチで男勝りな上に酒豪。登場人物たちに「無駄に美人」と揶揄されるワーカホリックな女性刑事を、どのように演じるのか、注目される。「舞台『アンフェアな月』。今からどんな舞台になるのか、楽しみです。カンパニー一同、劇場にてお待ちしております」と張り切っている。

 共演は、雪平の相棒・安藤一之役に染谷俊之(29)、雪平の元夫・佐藤和夫役に中村優一(29)、誘拐の被害者に付きまとう隣人・日野雅紀役に和田琢磨(31)、元テレビディレクターのジャーナリスト・沢木和生役にインパルス・堤下敦(40)、捜査一課長・山路徹夫役に飯田基祐(51)、雪平のライバル・林堂航役に岡田達也(49)ら。

 脚本・演出はミュージカル「忍たま乱太郎」シリーズなどを手掛ける菅野臣太朗氏。「ドラマや映画でたくさんの人を虜にした『アンフェア』シリーズ。雪平夏見役の篠田麻里子さん筆頭に、カンパニー全員で、お客様に【明日への生きる勇気が与えられる舞台】、そして【演劇でしか観せれない刑事・雪平夏見】を創作したいと思っています。あの原作の衝撃を劇場で味わっていただきたい。是非とも劇場へお越しください」と話している。

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