獅童「元気になったので」ファンも撮影OK インスタ開始に照れ笑い

[ 2017年9月30日 12:15 ]

シネマ歌舞伎「四谷怪談」の初日舞台あいさつに立った中村獅童
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 歌舞伎俳優の中村獅童(45)が30日、都内でシネマ歌舞伎「四谷怪談」(監督串田和美)の初日舞台あいさつを行った。

 獅童は、6月に初期の肺腺がんの切除手術を行い、8月から徐々に仕事を再開し11月の「松竹大歌舞伎」で舞台復帰。「元気になったので、皆さん、写真撮っていいですよ。いっぱい拡散してね」とファンに語りかけ、順調な回復ぶりをうかがわせた。

 実は3週間ほど前からインスタグラムを始めたことを明かし、「アナログ人間なので、絶対に認めないと思っていたんだけれどね」に照れ笑い。それでも、「アナログの精神は大切に、役者人生を突き進んでいきたい」と決意表明した。

 シネマ歌舞伎「四谷怪談」は、昨年6月のコクーン歌舞伎公演を8台のカメラで多角的に撮影。獅童は、「監督の想像する世界に一歩でも近づこうと、頭を柔らかくして考えが及ばなくてもやる。それは勘三郎兄さんの教えで、時代を切り開いていく、歌舞伎は自由であることをあらためて教えてもらったので培ったものは大きい」と、故中村勘三郎さんに思いをはせていた。

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2017年9月30日のニュース