菊川怜「とくダネ!」卒業で号泣「こんなに大好きだったと初めて分かった」

[ 2017年9月29日 09:51 ]

フジテレビ「とくダネ!」で約5年に渡り司会を担当した菊川怜
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 女優の菊川怜(39)が29日をもってフジテレビの情報番組「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)の司会を卒業。涙に声を詰まらせながら視聴者や関係者に感謝の言葉を語った。

 2012年7月から、キャスター小倉智昭氏(70)とのコンビで約5年にわたって司会を担当。28日の放送では小倉氏から「(菊川は)絶対泣く」と涙の卒業を予言されていた。

 この日、番組の冒頭、小倉キャスターらと画面に映った菊川は本番前にすでに泣いていたといい、最初から涙目。涙をこらえるような表情で、この日のトップネタである与野党の10月の衆院選への動きを伝えた。その後はいつもの通り、時には笑顔を交えながら、番組を進行したが、小倉キャスターから「怜ちゃんは放送が始まる前から涙が止まらなくて。残り20分になりました」と指摘を受け、こらえていた涙がこぼれた。

 初登場の5年3カ月前からをVTRで振り返り、小倉キャスターは「本心としてはもっと『とくダネ!』に関わっていたかったんだと思います。5年3カ月短かったでしょ?」。そんな言葉にも菊川は涙を流し、「長いような短いような、感じもするんですけど、辞めるに当たって初めて分かったというか…こんなに『とくダネ!』が大好きで、皆さんが大好きだった。辞めて初めて分かることってあるんだなって」と嗚咽。小倉キャスターからは「もうちょっと早く気付いてほしかった。辞めるにあたってってそれ言われても…」と即ツッコミが入り、スタジオは笑いに包まれた。

 ただ、小倉キャスターも「成長したよね」とその成長ぶりに感嘆。菊川は「スタッフと共演者の皆さんに本当にありがとうございました」という言葉にも涙は止まらなかった。

 菊川は8月11日の同番組内で卒業を生報告。関係者によると、番組卒業は家族との時間を最優先するため。今年4月に、料理レシピ検索サイトを運営する「クックパッド」の前社長、穐田誉輝(あきた・よしてる)氏と結婚。その後も週5日の出演を続け、番組開始に合わせて毎朝5時ごろに局入りするなどハードスケジュールに追われていた。

 10月以降は同局の新人、海老原優香アナウンサー(23)がMCアシスタントとして加入。同番組で新人アナウンサーがアシスタント陣に加わるのは初めてとなる。

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2017年9月29日のニュース