永作博美は“本当に連続殺人犯なのか”「沈黙法廷」の展開に視聴者が興味

[ 2017年9月28日 18:13 ]

 “彼女は本当に連続殺人犯なのか?”という視点でストーリーが進む「連続ドラマW 沈黙法廷」が24日からWOWOWプライムでスタートした。

 直木賞作家で「廃墟に乞う」や「警官の血」など警察小説に定評がある佐々木譲氏が初めて法廷ミステリーに挑んだ同名小説が原作。連続して発生した老人不審死事件の容疑者として浮上した家事代行業の女(永作博美)を主人公に、その捜査を巡って起こる警視庁と埼玉県警との攻防、“悪女”に仕立て報道を過熱していくマスコミ、真相を突き止めるべく奔走する弁護士、そして無実を信じる元恋人(市原隼人)など、様々な視点から事件の真相に迫っていく。無罪を主張するも法廷では突如口を閉ざしてしまい、一体彼女は本当に犯人なのか?と全く感情が読めないミステリアスな女性を永作が好演している。

 データニュース社(東京)が行なっているWOWOW加入者を対象としたテレビ視聴アンケート「WOWOWウォッチャー」(対象1000人)によると、「これからの謎が深まる。本当に犯人なのか?」(51歳男性)、「この先どういった展開になるの?」(70歳男性)、「早く続きが見たい!」(66歳男性)など、まだ謎だらけの初回にもかかわらず、視聴者の興味を引き立てることに成功した。「ドラマWは裏切らないので、絶対面白いにちがいない」(55歳女性)といった声もあり、同局のドラマ枠“ドラマW”への信頼も加わって、初回満足度は3・76(5段階評価)と高満足度の基準3・7を超える好スタートを切っている。

 第1話では主人公の周りで起きた“不審死”の捜査と、彼女の行方を追う元恋人の姿がメインに描かれ、このドラマのタイトルでもある“沈黙法廷”が繰り広げられる裁判パートはこれから。それだけに今後事件の真相とともにどのような法廷劇が繰り広げられるのか、この秋楽しみなドラマである。

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2017年9月28日のニュース