藤井四段42勝目 棋聖戦1次予選3回戦“千日手”を回避

[ 2017年9月28日 05:30 ]

棋聖戦一次予選で勝利を収め、感想戦で笑顔を見せる藤井聡太四段
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 将棋の中学生プロ棋士、藤井聡太四段(15)が27日、大阪・関西将棋会館で行われた棋聖戦1次予選3回戦で竹内雄悟四段(29)と対戦し、後手番から154手で勝利。昨年10月のプロ入りからの1年目を勝利で締め、公式戦通算42勝6敗とした(テレビ未放映分を除く)。

 竹内とは過去3度の対局で全勝。終盤に千日手になるかと思われた局面で、藤井が積極的に打開。形勢が入れ替わる激戦を、最後は正確な読みで寄せ切った。「途中からずっと秒読みで形勢が揺れ動いた場面も何カ所かあり、最後の最後まで分からなかった。何とか勝てて良かった」と胸をなで下ろしていた。

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2017年9月28日のニュース