松たか子8年ぶり新曲は朝ドラ主題歌、18年ぶり紅白出場も濃厚

[ 2017年9月28日 04:55 ]

11月15日に発売される松たか子の新曲「明日はどこから」のジャケット写真
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 女優で歌手の松たか子(40)が8年ぶりのニューシングルを11月15日に発売する。

 曲はNHK次期連続テレビ小説「わろてんか」(10月2日スタート)の主題歌「明日はどこから」。発売に当たり、テレビの音楽番組で歌唱する可能性が高く、18年ぶりのNHK「紅白歌合戦」出場が濃厚だ。

 「明日はどこから」は松自身の作詞、作曲。♪出かける時の忘れ物 ひょいとつかむ ハンカチのように…と独特の透明感のある声で優しく語りかけるように歌う。

 松は「長丁場の撮影に立ち向かう出演者、スタッフの皆さんに寄り添うものにしたかった。特にヒロインを演じる葵わかなさんが輝き続けることを祈って作りました」と説明。「ドラマをご覧になる皆さんに少しでも気に入っていただけたら幸いです」と話す。

 シングル発売は2009年の「君となら」以来。15年3月にミュージシャンの夫・佐橋佳幸(56)との間に第1子の女児が誕生してからは初めてとなる。

 14年にはディズニー映画「アナと雪の女王」に声優として出演し、大ヒットした劇中歌「レット・イット・ゴー」を歌唱。この時はテレビ各局から出演を望まれたが、自身の作品ではないこともあり、その歌声をテレビで披露することはなかった。

 今回は朝ドラの主題歌だけに、NHKが各音楽番組や紅白への出演交渉に乗り出すのは必至。松とNHK双方の関係者は紅白について「まだ何の話もない」とするが、松自身の決断ひとつで18年ぶりの歌唱が実現する。

 ≪初出場は司会 歌手で2回≫松は99年、自身が作詞、作曲したシングル「夢のしずく」で紅白に出場した。96年の紅組司会、97年のデビュー曲「明日、春が来たら」での初出場に続いての大舞台。白組司会を務めた故中村勘三郎(当時・勘九郎)さんから「歌手の中に入って偉い!」との紹介を受けて歌いだした。最初は緊張した様子だったが、伸びやかな歌声を披露。歌い終えると、感無量の笑顔を見せた。

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2017年9月28日のニュース