福原遥&柳美稀がW主演!人気漫画「ふたりモノローグ」実写化、新感覚学園コメディー

[ 2017年9月28日 08:00 ]

「ふたりモノローグ」でダブル主演を務める福原遥(左)と柳美稀
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 女優の福原遥(19)と柳美稀(20)が10月9日スタートのインターネットテレビ局AbemaTVで配信されるドラマ「ふたりモノローグ」(月曜後10・30)でダブル主演を務めることが分かった。Cygamesの漫画アプリ「サイコミ」で連載中の人気作を実写化。2人にインタビューを行い、新感覚学園コメディーの魅力を聞いた。

 作品は新感覚の学園もの。ある日の授業中、麻積村(おみむら)ひなたは隣の席のクールなギャルが10年前の親友、御厨(みくりや)みかげであることに気付いてしまう。すっかり変わってしまった親友におびえる内気なひなたと、再会した感激と興奮が止まらないギャルみかげ。見た目も性格も反対の2人が、互いにまた友達になりたいと思いながらも、すれ違い続けるコメディーだ。ひなたを福原が、みかげを柳が演じる。

――撮影を終えて、感想はいかがですか。

福原「あっという間でした。すごく濃い時間で、モノローグ(独白)だけでこれだけ展開する作品は初めて。最初は不安で、美稀ちゃんといろいろ話していたのですが、撮影が進んでいくにつれて息が合ってきた。短かったけれど凄く楽しくて、もっとやりたいなという気持ちです」

柳「本当にあっという間でした。モノローグで進み、セリフがなかったので…。終わったタイミングで“あれ言った?”“終わった?”と思ったりしたのですが、撮影の終わりの方に来ると周りの皆さんとも息が合ってきた。皆でつくっている感じが次第に大きくなりましたね」

――モノローグで進行することの楽しさ、難しさはありましたか。

福原「難しさはありましたね」

柳「基本、難しかったですね」

福原「原作をたくさん読ませていただいて、ひとつひとつのシーンを忠実に再現したかった。監督もそういう考えを持っていて“ここはこういうポーズとっているね”とか、いろいろ話し合った。私の『ひなた』という役は『みかげ』ちゃんにずっとビクビクしていて怖がってばっかり。どこらへんで殻を破って距離が近づくのだろうとか、最終話に向けて『みかげ』ちゃんへの近づき方が難しくて、監督と“今はもうちょっと近い距離だから、もう少し目線を合わせてみたら”なお話し合いました。細かい部分が難しかったです」

柳「『みかげ』は原作でも激しい役。顔はめちゃくちゃクールなのに、頭の中は激しくて。モノローグを頭で考えると行動に出てしまいました。最初のころは監督に“もうちょっと抑えて”と言われて…。そこが凄く難しかったです。“どうしよう、モノローグ考えたら行動に出ちゃうし、でも考えないと終わり方が分からないし”と大変でした。でも、後半になってくると“どんどん出しちゃおう”と思い、モノローグと表情が同じになっていった。気持ちと表情が一致してきて、喋っていないのですが楽しかったです」

――ダブル主演でしたが、互いの印象や一緒に演じてよかったことはありますか。

柳「めっちゃあります!」

福原「本当に一緒でよかったです!」

柳「ずっと一緒にやっていると、言葉を発したりするタイミングが同じになったりする。同じことを考えたりとか」

福原「初めて会った時は、既に美稀ちゃんは『みかげ』ちゃんでイケイケ系だったので“どうしよう?仲良くなれるかな”と不安でした。私の中にも内気な『ひなた』が入っていたので、静かに“おはようございます…”って現場に入ってしまった。最初はお互い人見知りしちゃっていました」

柳「すごい人見知りでしたね」

福原「でも撮影に入ったら、似ている部分が多くて、休憩中に2人で歌を歌ってました」

柳「今日も歌っていました。カメラをセットしている間、急に同じ歌を歌ったり、基本はずっと一緒にいました。ご飯も一緒に食べて」

福原「ホテルでもよく一緒に泊まって寝ました」

柳「いろいろ事情があったんです」

福原「『みかげ』ちゃんの部屋に虫がいっぱい出ちゃったんです」

柳「アクシデントでした。それで“助けて”って」

――役柄についてはどう思いますか。

柳「ド金髪で、見た目が凄くギャルなので、どういう風に見られるんだろうと思いました。『みかげ』ちゃんとして見られるのか、それとも“柳美稀ってこういう子なのかな”と思われるのか、どっちなのかなって。人生初の金髪になって、普段絶対できないことをやらせてもらったので『みかげ』ちゃんには感謝しています。『みかげ』ちゃんは意外と自分の言いたいことを言えないタイプ。私は何でも言うタイプです。普通に過ごしていたら“怖いかな”って思われるところは一緒かな。真顔でいると“怒っているの?”と聞かれたりするので“いやいやいやいや!”って」

福原「私と『ひなた』ちゃんは全然違いますね。私が今まで演じてきた役は、元気な子が多かった。こんなにネクラで殻に閉じこもっているような感じの役は初めて。だから、顔合わせの時から、暗めでいってみようと思いました。でも、だんだん撮影をしていくにつれて『ひなた』ちゃんはそんなにネクラではなくて、もともとは凄く明るく元気な子なので、そこは自分と似ているなと。そう思ってからは役に入りやすくなりました。正義感も強く『みかげ』ちゃんが言えなくても『ひなた』ちゃんは言うべきことを言えるので、カッコイイなと思いました」

――キャラクターのファッションについてはいかがでしょう。

福原「『みかげ』ちゃんの金髪は似合うと思いました!」

柳「本当に!?」

福原「最初はカツラにするか話していてたのに“染めてくる”って。格好いいなと思いました。現場で会ったら本当に似合っていた。普通にギャルだなって」

柳「馴染んでいた?」

福原「うん。近寄れないような存在だよ」

柳「周りからも“似合っている”と言われることが多いです。なぜでしょうね?こんな見た目だけど、実はちゃんとした子なんだというギャップができてお得かも」

――現在、AbemaTVで第1話が先行放送中。10月からの本放送に向け、アピールをお願いします。

福原「6話まであるので、最後まで飽きずに見られる作品になっていると思います。『ひなた』ちゃんと『みかげ』ちゃんの関係性はハラハラドキドキ、キュンキュンまでしちゃいます。こんな作品には出会ったことがないくらい、温かい楽しい作品になっている。ひとつひとつ丁寧に、漫画とも比べながら楽しんでいただけたら嬉しいなと思います」

柳「『みかげ』ちゃんと『ひなた』ちゃんの関係性について、見ている方は凄くウズウズすると思います。“もう、しゃべれよー!”って思うかもしれませんが、そこは抑えていただいて。温かく2人の仲良くなっていく過程を見守っていただけたら嬉しいです」

 ▼福原 遥(ふくはら・はるか) 1998年(平10)8月28日生まれの19歳。埼玉県出身。NHKEテレ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の柊まいん役でブレーク。映画「チア☆ダン」、ドラマ「グッドモーニング・コール」、アニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」に出演するなど女優・声優として活躍中。またフジテレビ「もしもツアーズ」に3代目ツアーガイドとして出演している。1メートル59。血液型A。

 ▼柳 美稀(やなぎ・みき) 1997年(平9)8月24日生まれの20歳。大阪府出身。テレビ朝日系「動物戦隊ジュウオウジャー」のセラ/ジュウオウシャーク役で注目される。今年2月にファースト写真集「空色」を出すなど女優・モデルとして多方面で活動している。1メートル67。血液型B。

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