「カンナさーん!」最終回視聴率10・1% 期間平均も2桁マーク

[ 2017年9月20日 10:33 ]

「カンナさーん!」に出演した斉藤由貴(左)と渡辺直美
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 お笑いタレントの渡辺直美(29)が主演を務めるTBS「カンナさーん!」(火曜後10・00)の最終回が12日に15分拡大で放送され、平均視聴率は10・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。

 「火曜ドラマ」枠の初回の従来の最高である前クールの「あなたのことはそれほど」(波瑠主演)の11・1%を上回って初回は12・0%でスタート。第2話12・6%、第3話10・1%と3週連続で2桁を獲得したが、その後、第4話=9・3%、第5話=10・2%、第6話=9・7%、第7話=9・2%、第8話=7・9%と推移。前週の第9話で1カ月ぶりに2桁を回復すると、最終回でも2桁をキープしてフィニッシュした。期間平均視聴率は10・2%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出)。

 原作は2001〜07年に漫画誌「YOU」(集英社)で連載された深谷かほる氏の同名漫画。ゲスな夫・礼(要潤)に浮気をされ、理不尽な上司に悩まされるも、愛息のために前向きに毎日を生きる服飾デザイナー、カンナ(渡辺直美)の奮闘をハートフルに描いた。渡辺のゴールデン・プライムタイムのドラマ主演は初。50代男性医師との不倫騒動で注目されている女優の斉藤由貴(50)が要演じる礼の母親役で出演していることでも話題となった。

 最終回は、デザイナーの椅子を懸け、同僚の翔子(トリンドル玲奈)と真剣勝負を繰り広げたカンナ(渡辺)は、自分らしいデザインにこだわった結果、会社を去ることになった。その決断に悔いはないものの、再就職は難しく、何社にも断られ続けていた。一方、礼(要潤)の会社は、クライアントが倒産したため、5000万円の借金を抱えることになる…という展開だった。

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2017年9月20日のニュース