ハリケーン募金49億円集まった!S・ワンダーら生テレビで呼び掛け

[ 2017年9月15日 05:30 ]

スティービー・ワンダー
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 大型ハリケーン「ハービー」や「イルマ」の被害を受け、全米で12日、多数の人気俳優やミュージシャンが視聴者に義援金を呼び掛けるテレビ番組が放送され、13日までに視聴者や大手企業から4400万ドル(約49億円)が寄付された。

 テレソンと呼ばれる形式のチャリティー番組は「ハンド・イン・ハンド」と題され、ロサンゼルス、ニューヨーク、ナッシュビルなど各都市から中継。ABC、CBS、NBCなど全米に放送網を持つテレビ局に加え、ネット上でも同時配信された。1時間の番組終了時点で、1460万ドル(約16億円)が集まった。

 番組はスティービー・ワンダー(67)とゴスペル隊による「リーン・オン・ミー」の演奏でスタート。ジョージ・クルーニー(56)やジュリア・ロバーツ(49)、ジャスティン・ビーバー(23)らがスタジオで交換台の前に座り、視聴者から募金の電話に対応した。

 VTRではハリケーン被災者の避難所での生活や、救助の様子を紹介。被災地となったヒューストン出身のビヨンセ(36)はビデオメッセージを寄せ「暴力や差別の問題はなくならないけど、災害は人種や出身、貧富に関係なく襲ってくる。私たちは一つになるべき」と呼び掛けた。

 大型ハリケーンの「ハービー」は8月末にテキサス州周辺を、「イルマ」は11日頃までカリブの島々やフロリダ州周辺を襲い、ともに建物の破壊や停電など甚大な被害を出している。

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2017年9月15日のニュース