宮里藍 現役最後の試合へ調整「出るからには優勝しかない」

[ 2017年9月12日 01:07 ]

練習ラウンドを終えた宮里藍はレマン湖を背に旗を担いで笑顔
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 米女子ゴルフのメジャー最終戦エビアン選手権は14日から4日間、フランス・エビアンのエビアン・リゾートGCで開催される。

 この試合を最後に現役を引退する宮里藍(32=サントリー)は11日に試合会場での練習を開始。約1時間、ショット練習を行った後、6番から9ホールを回って調整した。

 2週前のポートランド・クラシックで右肩を痛めた。その影響で「先週は大事を取ってあまり練習できなかったので、こっちに来てから調整しようという感じでやっていた」と言う。患部の状態については「今日打った感じだと痛みはないので、大丈夫だと思う」と回復を強調した。

 コースの状態に関しては「例年この時期は天気が難しくて芝がそろわないことが多いけど、今年はそろっていて(グリーンの)スピードも出ている。ここ5年くらいでは1番いい状態だと思う」と話した。

 父・優さんが体調不良で療養中のため家族はコースに来られない。優さんとは電話で連絡を取り合っており「先週も“いいプレーしてたね。パットはすごくいい”と言ってくれた」という。

 「出るからには優勝しかない。そこはシンプルに自分のやるべきことをやれたらいいなと思う」とメジャー初優勝を目標に掲げた。

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2017年9月11日のニュース