福山雅治 同世代の槇原敬之には「ずっと嫉妬している」

[ 2017年9月11日 18:00 ]

福山雅治
Photo By スポニチ

 歌手で俳優の福山雅治(48)が10日放送のテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」(日曜後11・15)に出演。自身の音楽活動を分析し、シンガー・ソングライターの槇原敬之(48)に対して「ずっと嫉妬している」ことを明かした。

 1990年のCDデビュー以来、作詞、作曲も手掛けるシンガーソングライターとして活動してきた福山。自身について「歌だけでご飯が食べられるほどのシンガーだとは思ってないんです。作曲だけでいい車が買えるような作曲家だとも思ってない。作詞だけで世田谷に家が建つとも思ってない。演奏でそうなるとも思ってない。全部が足りないと思っているので、だったら全部がパッケージされたら、そこそこいけるんじゃないかなと、デビューから3枚目ぐらいの頃に思った」と自身の音楽に対するネガティブな思いを告白。「歌だけでキーも幅広かったり、声量もあったりしたら、ピッチ感もリズム感もあって、歌声だけでエモーショナルな何かを生み出せるシンガーだったら、詞も曲も書いてないはず。できないけれども、曲も書かせてくださいと、書けないかもしれないけど作詞させてくださいって、デビュー当時にスタッフにお願いした」とデビュー当時を振り返り、「(作詞、作曲を)やってみたいというエゴの部分と足りないものを補う作業だったと思う。本能的に歌だけでは俺は音楽、ミュージシャンとしてやっていけないと気づいていたんだと思う」と冷静に分析した。

 そんな福山が多大な影響を受けた同世代のアーティストとして槇原の名前を挙げた。「同世代でいうと、槇原敬之さんは物凄い嫉妬の対象です」とキッパリ。「やっぱり凄まじい才能だと思った。まだ、僕が全然ヒットが出る前に『どんなときも。』がヒットしていて、曲も凄いし、詞も凄いし」と強烈なインパクトだったとし、「どんなときも。」の歌詞を分析し、「完璧!」と称賛した。「ずっと嫉妬しているなんて言ったことはないから。言う必要もないし、ご迷惑かかっちゃうんじゃないかなって」と笑顔を見せつつ、いまだに嫉妬し続けていることを明かした。

続きを表示

2017年9月11日のニュース