今田耕司　切なすぎる“文化祭”の思い出に泣き笑い「全然おもんない」

今田耕司
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　お笑いタレントの今田耕司（５１）が１０日に放送されたテレビ朝日「日曜もアメトーーク！」（日曜後６・５７）に出演。高校時代の切ない思い出に自ら涙する一幕があった。

　この日の放送では「定時制高校芸人」のくくりでトーク。定時制高校に進むこととなった経緯や、年上の同級生との学校生活などの話題で盛り上がった。

　行事について話が及ぶと「文化祭だけやりました」と切り出した今田。「一個の教室にみんなが集められて、机がひな壇みたいな感じに並んでて。（机の上の）ビニール袋にはジュースとパン…」と当時を振り返ると共演者からは「なんか違う」の声が多数上がった。

　今田は「黒板にピンクのチョークを横にして“文化祭”って（書いて）…」と絞り出すように続けると、笑いながら涙。切なすぎるエピソードに共演者は失笑し「泣いてますやん」「今田さんの（エピソード）だけ悲しい」などとツッコんだ。

　“文化祭”ではビニール袋の中身をつまみつつ、年配の先生が披露するマンドリンや、ハンカチが消えたり、ヒモが長くなるなどの簡単なマジックを鑑賞。「全然おもんない」と苦笑いで回顧し、他のメンバーが文化祭で模擬店を出すなど楽しんだことを明かすと「こんなんが良かった〜」とうらやんだ。

　切ない思い出もあった高校時代だったが、今田は「昼働いたり、年上のクラスメートにいろんなことを教えてもらったりして『いい大人も世の中にはいる』というのを学んだ」としみじみ。今田が卒業式後、父に「高校卒業させてくれてありがとう」と伝えたことが母への取材で明かされると「ゴールデンにふさわしい内容になってきた。（父親への感謝の言葉が出たのは）定時制のおかげですよ」と胸を張っていた。