北野監督「アウトレイジ」でベネチア閉幕 次作は恋愛小説の映画化

[ 2017年9月11日 05:30 ]

ベネチア国際映画祭の閉幕上映後、観客から拍手を浴びる北野武監督=イタリア北部ベネチア
Photo By 共同

 イタリアで開催されていた「第74回ベネチア国際映画祭」が9日(日本時間10日)に閉幕し、クロージング作品として北野武監督(70)の「アウトレイジ 最終章」(10月7日公開)が上映された。

 終映後に大喝采を浴び、北野監督は笑顔で手を振った。暴力団の抗争を描いたシリーズはこれで終結。会見では「今度は優しい映画を撮ろうと準備に入っている」と話し、自著の恋愛小説「アナログ」(22日発売)を映画化すると明かした。

 最高賞の金獅子賞には米映画「シェイプ・オブ・ウオーター」。是枝裕和監督(55)の「三度目の殺人」は受賞を逃した。

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2017年9月11日のニュース