長澤まさみ 独特の反応「あ…はい」 黒沢監督「うれしいやら困ったやら」

[ 2017年9月9日 12:35 ]

「散歩する侵略者」初日舞台あいさつに出席した長澤まさみ
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 女優の長澤まさみ(30)が9日、都内で主演映画「散歩する侵略者」(監督黒沢清)の初日舞台あいさつを行った。

 同作は数日ぶりに妻・鳴海(長澤)の元に戻ってきた夫(松田龍平)が宇宙人に乗っ取られていた…というサスペンス。長澤は松田と「夫婦に見えるようなお芝居を」心がけたことを明かし、「ずっと怒ってましたね。怒るという感情の中に鳴海のすべて、愛情や優しさ、悔しさの色んな感情が集約されていたと思う」と自信。「人間らしい人が演じられて勉強になりました」と語った。ずっと怒っているのは精神衛生上大丈夫だったか問われると「大丈夫です。切り替えさせていただきました」と笑顔を見せた。

 黒沢監督は長澤の印象を聞かれ「こんな風にやって下さいって言うと、普通は『はい』とか『嫌だ』とか反応が返ってくるんですが、長澤さんは『あ…はい』って1回虚無的な顔になる。それがうれしいやら困ったやらでしたが、必ずやってくれる頼もしい女優でした」と絶賛していた。

 イベントには他に松田龍平(34)、長谷川博己(40)、高杉真宙(21)、恒松祐里(18)も出席した。

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