翻訳家で演出家の青井陽治さん死去 代表作に「ラヴ・レターズ」など

[ 2017年9月2日 21:03 ]

演出家の青井陽治氏(2016年撮影)
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 翻訳家で演出家の青井陽治さんが1日、午前11時32分にすい臓がんのため亡くなった。69歳だった。

 青井さんは神奈川県出身。1969年に劇団四季の演劇研究所に入所し、俳優、翻訳者として活躍。アメリカ現代劇やミュージカルを数多く手がけ、「真夜中のパーティ」「陽気な幽霊」などのほか、パルコ劇場の人気演目として、250組以上のカップルによって四半世紀にわたって上演されてきたA.R.ガーニーの朗読劇「ラヴ・レターズ」の翻訳・演出なども手掛けた。また、07年には25年ぶりに舞台復帰し、蜷川幸雄氏演出「恋の骨折り損」でボイエット役を演じている。

 葬儀・告別式は9月5日、午前10時30分より築地本願寺 和田掘廟所(東京都杉並区永福1−8−1)にて執り行われる。喪主は妹の青井裕美さん。

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2017年9月2日のニュース