“騒動”渦中の真木よう子主演「セシルのもくろみ」自己最高5・3%

[ 2017年9月1日 09:06 ]

真木よう子
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 冬コミ参加撤回、フォトマガジン出版企画中止など“騒動”の渦中にある女優の真木よう子(34)が主演を務めるフジテレビ「セシルのもくろみ」(木曜後10・00)の第8話が8月31日に放送され、平均視聴率は5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。“騒動”で注目度がアップしたのか、次週の最終回(第9話、7日放送)を前に、自己最高を記録した。

 初回5・1%とスタートから苦戦。第2話=4・5%、第3話=4・8%、第4話=4・4%、第5話=3・8%、第6話=3・7%、第7話=4・4%と推移。今回は初回を0・2ポイント上回り、自己最高をマークした。

 共演は吉瀬美智子(42)伊藤歩(37)板谷由夏(42)長谷川京子(39)金子ノブアキ(36)徳井義実(42)リリー・フランキー(53)ら。

 原作は直木賞作家の唯川恵氏(62)の同名小説。ファッション誌業界を舞台に、幸福を探し求める女性たちの姿を描く。脚本は「嫌われる勇気」などの、ひかわかよ氏。演出は澤田鎌作氏、並木道子氏、高野舞氏。主題歌は夜の本気ダンスの「TAKE MY HAND」。プロデュースは太田大氏、金城綾香氏、浅野澄美氏。

 第8話は、奈央(真木)は舞子(長谷川)のお披露目を兼ねたトークショーでモデルを辞めようと思った理由を問われ「モデルなんかより大事なものがあると気付いた」と発言し、集まったファンたちをざわつかせる。失言に気づいた奈央は、舞子の巧みな話術によって助けられ、何とかその場を乗り切った。しかし、その直後、レイナ(芦名星)がいきなり妊娠と「ヴァニティ」からの卒業を発表し…という展開だった。

 真木は8月25日、広く一般から資金を調達するクラウドファンディングの専用サイト「CAMPFIRE」を利用してフォトマガジンを自主制作し、12月に開催される「コミックマーケット93(冬コミ)」参加することを表明。しかし、高額の800万円の支援を求めたため、自費出版が原則のコミケへの理解を含めて批判的なコメントが相次ぎ、28日に冬コミ参加を撤回。30日にはフォトマガジン出版企画自体も中止した。

 29日には「セシルのもくろみ」の撮影もキャンセル(30日は参加)し、ツイッターアカウントを削除。“騒動”が相次いでいた。

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2017年9月1日のニュース