銀座から世界へ!東宝&松竹 ジャニーズ舞台で初“合体PR”

[ 2017年8月26日 05:30 ]

 ジャニーズ事務所の全面バックアップによる、舞台製作大手の東宝と松竹の史上初となる合同イベント「ショービズ☆in銀座」が25日、東京・銀座の観世能楽堂で行われた。

 ジャニーズJrが総出演する東宝製作「ジャニーズYOU&MEアイランド」(9月6〜30日、帝国劇場)と、松竹製作の「少年たち」(9月7〜28日)のPRとして実施。例年は各社別々に、銀座エリアでジャニーズ所属アイドルの出演舞台を上演してきたが、今年は両舞台の企画・構成を手掛けるジャニー喜多川社長(85)がかねて抱いていた、2020年の東京五輪に向け日本のショービズの中心地、銀座を盛り上げたいという意向に東宝、松竹が賛同。ライバル社の垣根を越えたタッグが実現した。

 銀座エリアは、江戸時代以降の芸能史を彩ってきた地。とりわけ観世能楽堂は江戸時代に観世流十世大夫重成が徳川家康から土地を拝領し、約200年本拠を置いていた銀座に今年4月、移転オープンした。帝劇、日劇をはじめ名門劇場群のほぼ中心に位置する。

 ジャニー社長はイベントを欠席したが「これからの日本は、より一層世界中からのお客さまをお迎えすることになります。海外から来られた方々も含め、オリンピックをご覧になった方のアフターアワーを最大限、エンターテインメントで心を込めておもてなしをさせていただきたい」とコメント。銀座を米ブロードウェーに匹敵する世界的なエンタメ拠点にする願いを込めた。

 思いを託された出演者も、互いの舞台への飛び入り構想など口々に決意。羽織はかまに身を包んだSixTONESのジェシー(21)は「将来は歌舞伎座や宝塚劇場も巻き込んで、僕らが中心に盛り上げていきたい」。Mr.KINGの平野紫耀(20)は「僕らにしかできないエンターテインメントを海外の方にお届けしたい。東京五輪の開会式?ぜひとも!」と大きな野望をぶち上げた。

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2017年8月26日のニュース