桂吉朝さん偲び 7人の弟子集結「面白い師匠がいたことを思い出して」

[ 2017年8月24日 13:04 ]

「桂吉朝十三回忌追善 吉朝一門会」をPRする(前列左から)桂よね吉、桂あさ吉、桂吉弥、(後列左から)桂吉の丞、桂吉坊、桂しん吉、桂佐ん吉
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 05年に50歳で亡くなった桂吉朝さん(本名=上田浩久)の一門7人による「桂吉朝十三回忌追善 吉朝一門会」の発表会見が24日、尼崎市内で開かれた。吉朝さんの筆頭弟子である桂あさ吉(47)ら7人の弟子全員が勢揃いした。一門会は10月24日の大阪・国立文楽劇場を皮切りに、同25日の名古屋(中電ホール)、11月20日の東京(国立劇場)、12月21日の兵庫・尼崎(ピッコロシアター)と全国4カ所で開催される。

 「もう12年も経ったのかという気持ち。これを機会に変な、面白い師匠がいたことを思い出してほしい」と桂吉弥(46)。4公演とも、吉朝さんのありし日の高座のDVDが流される特別企画もあり「師匠ならこういうネタをやるだろうというのを選んだ」とよね吉(45)が説明した通り、弟子7人で厳選した4題の映像を披露。「化物つかい」(02年)「住吉駕籠」(96年)「猫の忠信」(00年)「昆陽の御池」(98年)の懐かしい吉朝さんの姿が映し出される。「化物つかいには師匠らしい、くすぐりとか“間”が入ってる」とあさ吉も楽しみにしている。

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2017年8月24日のニュース